短歌をどうぞ

(長谷川 昭次郎さんの投稿)

ひさびさの梅雨の晴れ間に気も軽く 吹矢に急ぐ老いの道行           

買いあさる妻を見守り後を追う 特売売り場でわれは迷子に        
 
孫娘お下がりくれたユニホーム じいちゃん可愛よく似合ってる
         
整形に内科眼科と歯科耳鼻科 未取得カードが脳神経科             

だらだらとつまらん短歌の世捨て人 閻魔の名簿候補にもなれず

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短歌をどうぞ への3件のフィードバック

  1. 辻   仁 のコメント:

    長谷川さん  お元気な日常を彷彿とさせる短歌の数々、大変嬉しく拝見いたしました。そこでお返しというのは失礼ですが、それぞれの歌の「枕詞」を使わせて頂き、当方の思いなどをお送りさせて頂くことと致しました。どうかお笑い下さい。笑うほどのものでもないか。(笑)

    ひさびさの先輩の歌味わってこりゃ負けられん俺も一首を

    買いあさる見境も無くバーゲンで買い過ぎ財布空っぽになる

    孫娘居らぬ我が身は行く末の楽しみ無いが金は減らない

    整形に行って我が顔治るなら治してほしい八の字の眉

    だらだらと作るは易く意味薄く笑われるだけ恥さらすだけ

      どうも失礼致しました。  御機嫌よう さようなら。 (朝ドラ 花子とアンの影響で)

  2. 長谷川昭次郎 のコメント:

    辻さん早速の返歌有り難うございます。お互いに寂しいことも楽しく受け止め、
    余生のんびり閻魔も苦笑させるような短歌を心掛けましょう。
    老妻と北陸の道行で一首
       足弱の妻の手を取り信濃みち 道祖の神の笑顔にいやさる
       早朝に老妻誘い野天風呂 渓のせせらぎ昔懐かし

  3. 辻   仁 のコメント:

    長谷川さん またまた格調高い短歌のお返し、深く感じ入りました。そこで又、お遊びが過ぎるとお叱りを受けるかも知れませんが、またまた「枕詞」をお借りして失礼します。

     足弱の 妻に代わりて日々通う 市場への道楽しくなりぬ

     早朝に 目覚め見ていた夢忘れ 気になりながら夜を迎える

     長谷川さん おっしゃるように寂しいことも楽しく受け止め、余生を過ごしたいと思います。今後ともどうかよろしくお付き合い下さい。御機嫌よう、さようなら。

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